実家の片付け~番外編~現在の義母と私
- 実家の片付けを手伝おうとしているだけなのに、なぜ親と喧嘩するのか
- 親の家にはなぜ物が多いのか~収納範囲の変化、体力の衰え
- 親はなぜ片付けられないのか~押し入れの中
- 実家の片付けを親と喧嘩せずにやり遂げる方法~処分する場合
- 実家の片付けを親と喧嘩せずにやり遂げる方法~整理整頓
- 実家の片付け~番外編~義母の引っ越し の続きです。
時間がないと、言い訳せずに、よく話を聞いていればよかった、と悔やみました。
もちろん義母にも困ったところはあります。冷凍庫を魔法の箱のように思っていて、ここに食材を入れていれば10年経とうが食べられる、と思っていました。お肉など、次から次へと新しいものを購入するので、冷凍庫の底にある、古いものは一向に消費されないのです。冷蔵庫も同じような状況で、扉を開ければ何が何やらわからないほど、詰め込まれていました。
引っ越しを機に、冷凍庫、冷蔵庫共に整理をしました。その時に、必要なものがあれば届ける、時間があれば一緒に買い物に行く、と改めて約束をしました。
現在の関係
義母が「全部捨てられたからな。」とだんだん言わなくなってからは、「卵がない、牛乳がない。」と電話がかかってきます。届けた時に冷蔵庫をチェックして、食料が少なければ一緒に買い物にも行きますが、「今は食べるものがいっぱい残っているから、もう少し減ったら買い物に行こう。食べきらずに賞味期限が切れるからね。」などと会話するときもあります。
実際に一緒に買い物に行くのは、月に一度あるかないかくらいです。それでも、大量のストックがなくてもいつでも買えるという安心感が出来たのだと思います。
気を抜いたら、いつの間にか物があふれている状態にリバウンドするかもしれませんので、チェックは欠かしません。
そして、私は嫁にあるまじき会話をしています。「ちょっと部屋が汚くなってきたんじゃない?」「お鍋に汚れがついているよ。もうちょっときれいに洗おうよ。」こんなことを言っても、義母は私が義母の事を大好きだということを知っているので、全く意に介していません。
結局、実家の片付け、整理整頓をやり遂げるのに、一番必要で、一番大切なことは、たった一つ。
「大好き、愛してる。」が伝わる事だと学びました。
義母の引っ越しで、大失敗しながらも、何とか片付けが出来、現在でも関係がこじれることなく続いているのは、今考えると、もしかしたら実の親子ではないことが大きかったのではないか、と思います。
実の親子の関係は、複雑なところもあり、絵に描いたようにはうまくいかない場合もあるかと思います。
そんな時、どうしても片付けが進まない、と思っているなら、他人である私たちが、お力になりたいと思っています。
奈良県で不用品処分、遺品整理、生前整理、老前整理、断捨離をしております私たち、ライフアシストでは、
実家の片付け、整理整頓のご依頼も承っております。
お電話 0743-84-8717、 ファックス 0743-84-9879 でも承っております。